放熱部品
近年、電子機器の高機能化に伴いICチップからの発熱量が増加しています。そのため、半導体パッケージやモジュールにおいて、放熱性を考慮した設計が重要になるとともに、熱界面材料には、より高い熱伝導性、耐熱性、熱応力緩和性能が求められています。
新光電気では、これらの課題に応えるため、富士通株式会社からの技術ライセンスにより、カーボンナノチューブ(CNT*)の優れた熱伝導性と高い柔軟性を活かしたカーボンナノチューブ高熱伝導シート(CNT-TIM*)の製品化を進めています。
*CNT (Carbon Nanotube:カーボンナノチューブ)
*TIM (Thermal Interface Material:熱界面材料)
CNT-TIMは、垂直に成長させたCNTの配列を保持したまま、その両端面を保護フィルムと接着用樹脂でラミネートし、CNTの軸方向への高い熱伝導性と柔軟性を損なわないようにシート化した、他に類の無い構造の熱伝導シートです。
クリックしてPDFファイルをダウンロードしてご覧ください。