カーボンナノチューブ高熱伝導シート | 製品情報 | 新光電気工業

放熱部品

ヒートスプレッダー CNT高熱伝導シート(TIM)

カーボンナノチューブ高熱伝導シート
(開発中)

概要

近年、電子機器の高機能化に伴いICチップからの発熱量が増加しています。そのため、半導体パッケージやモジュールにおいて、放熱性を考慮した設計が重要になるとともに、熱界面材料には、より高い熱伝導性、耐熱性、熱応力緩和性能が求められています。
新光電気では、これらの課題に応えるため、富士通株式会社からの技術ライセンスにより、カーボンナノチューブ(CNT*)の優れた熱伝導性と高い柔軟性を活かしたカーボンナノチューブ高熱伝導シート(CNT-TIM*)の製品化を進めています。

*CNT (Carbon Nanotube:カーボンナノチューブ)
*TIM (Thermal Interface Material:熱界面材料)

特徴

  • ハンドリング性:シート形状のため容易に裁断し使用が可能
  • 主な仕様
    • シートサイズ:最大 50 x 50mm
    • シート厚 :0.1~0.15 mm

構造

CNT-TIMは、垂直に成長させたCNTの配列を保持したまま、その両端面を保護フィルムと接着用樹脂でラミネートし、CNTの軸方向への高い熱伝導性と柔軟性を損なわないようにシート化した、他に類の無い構造の熱伝導シートです。

cnt-tim_structure_J.jpg

用途

  • 自動車・産業機器用パワー半導体モジュール
  • パソコン・サーバー用CPU/GPU
  • その他、電子機器の放熱対策

CNT-HS_resize.jpg

技術資料(ダウンロード)

cnt_JP.jpg

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