企業指針とは、企業理念の実現に向けて新光電気グループが大切にすべき価値観を示すものです。
新光電気グループは、社会の一員として、企業活動を通じて豊かな社会づくりを担っていきます。
美しい地球環境が次の世代へと受け継がれるよう、新光電気グループは、環境保全を経営の最重要事項の一つと位置づけ、全事業領域にわたり明確な目標を設定し、計画的かつ継続的に活動を展開しています。
資材調達にあたっては、「調達基本方針」に基づき、お取引先を含めたサプライチェーン全体にわたるグリーン調達を徹底します。また、開発段階から、省エネルギー化を意識した設計、部材の選定を行い、環境負荷低減を実現した製品をお客様・社会に提供します。
さらに、地域活動などの社会貢献活動を通じ、地域に根ざした企業として地域社会との共生をはかります。「社会貢献活動」
新光電気グループが永続的に社会に貢献し続けるには、まず健全な企業として存続し続けなければなりません。事業活動の結果として適正な利益を得て、その利益を次の成長のために投資することが企業存続のための必要条件です。
安定的に利益を生み出し、企業として永続的に活動し成長し続けることにより、新光電気グループを選んでいただくお客様、投資してくださる株主、事業を支えていただくお取引先、そして企業活動を担う私たち社員など、あらゆるステークホルダーの期待に応えます。
このように企業価値を高め続けることによって、社会から厚い信頼をいただける企業になります。
新光電気グループは、戦略的な事業展開と効率的な経営を行い、かつ健全な財務体質を維持しつつ、長期にわたる安定的な利益の拡大と成長を実現することで、企業価値を継続的に向上させ、株主・投資家の期待に応えます。
また、株主・投資家の皆様に、このような企業価値向上の取り組みとその成果を理解いただけるよう、事業活動の状況や財務情報を適時・適正に開示し、経営の透明性を高めます。
世界のフラット化・グローバリゼーションが急速に進んでいる中で、新光電気グループは真のグローバル企業となるため常にグローバルな視点で事業を展開します。
グローバル化とは、単に日本以外での売上げ比率を高めることではありません。新光電気グループのすべてのリソースを結集して、グローバルにビジネスを展開しているお客様をサポートする力を高めるとともに、蓄積されたビジネスのノウハウを世界中の新光電気グループで共有し、すべてのお客様のご要望に応えるために、さらに発展させていくことです。新光電気グループはそのための人材教育と体制づくりに注力します。
新光電気グループは、グローバルな視点を持った上で、新しい発想や技術を取り入れながら、それぞれの地域に根ざした事業活動をより一層推進していくとともに、グローバルなビジネス能力をさらに強化することにより、SHINKOブランドの信頼と価値を高めます。
社員は新光電気グループの最大の財産です。
さまざまな個性や考え方を持った社員がその能力を結集することにより、新光電気グループの企業価値が高まります。そのために新光電気グループは社員の多様性を尊重します。また、社員が仕事を通じてその能力や専門性を高め、自己の成長を実現できるよう支援します。
具体的には、以下に取り組みます。
新光電気グループは社員一人ひとりが自らの価値を高め、誇りとやりがいを持って働くことができる企業であり続けます。
新光電気グループは、あらゆる発想と行動の原点をお客様に置き、お客様の成功に貢献し、お客様のパートナーとなり共に成長することを目指しています。そのためには、製品を単に販売するという発想ではなく、お客様の事業にどう貢献するのかというお客様起点の考えを、技術開発、ものづくり、営業活動などの中で徹底することが重要です。
かけがえのないパートナーになるためには、常にお客様のニーズを考え、積極的な提案を行い、お客様の満足を獲得し、長期的な信頼関係を築くことが必要です。
新光電気グループの事業活動は、その付加価値の基となるさまざまな物品、部材、サービスなどを提供していただいているお取引先によって支えられています。
この中にあって、新光電気グループとお取引先とは、相互に切磋琢磨を積み重ねることにより長期的な信頼関係を構築し、良きパートナーとしてお互いが自己の力をより一層発揮し、共に繁栄・存続していく、共存共栄の関係を築いていきます。
さらに、新光電気グループはお取引先とともにサプライチェーン全体で、地球環境保全、法令遵守、人権尊重・労働・安全衛生、製品の安全性・品質の確保、情報セキュリティの維持・推進、公正取引・企業倫理などに配慮した事業活動を推進します。
新光電気グループは創業以来、技術開発を経営の最重点指針の一つとして掲げ、幾多の社員一人ひとりのたゆまない努力と情熱により、業界のリーディングカンパニーとしての地位を築いてきました。
お客様のビジネスに貢献するため、新光電気グループは時々刻々と変化するお客様のニーズをタイムリーにとらえ、お客様から評価される技術を探求し、それをお客様の価値に高めます。さらに、「ものづくりの原点は製造現場にある」という基本を忘れず、徹底した「現場主義」のもと、世界一のものづくり企業を目指してさらなる飛躍に挑戦していきます。
エレクトロニクスの進歩はとどまるところを知らず、これからも私たちの生活やビジネスを飛躍的に変えていきます。新光電気グループは、技術開発とものづくりで、新たな価値を創造し続け、快適で豊かな社会の実現に貢献します。
新光電気グループはものづくりを通じて社会の健全な発展、人々の豊かな暮らしに貢献することを目指しており、そのためにはお客様に満足いただき、信頼していただける製品を提供することが求められます。新光電気グループは品質を事業活動の根幹に関わる事項としてとらえ、その維持・向上に日々たゆまず取り組みます。
良い品質とは、単に製品の機能が規格に適合しているということではありません。新光電気グループにおける品質とは、お客様との接点に関わるすべての業務が対象となります。したがって、一般に品質といえば、開発部門や製造部門だけの責任ととらえられがちですが、営業およびサプライチェーンに関わるすべての部門において、業務の品質向上に取り組まなければなりません。また、品質を考えるときに、自己満足ではなくお客様が期待するレベルの品質を実現するという考え方が大切です。
新光電気グループは豊かな社会の実現のために、無限に品質を追求し、お客様と社会から信頼される企業であり続けます。