新光電気グループでは、SHINKO Wayの企業理念に「国際性」を掲げ、国際社会での共存共栄を念頭に置いた事業展開をはかっています。また、「良き社会人」としての行動を指針とし、企業の社会的責任を果たすよう努めてまいります。
RBAは、国際的なエレクトロニクス企業を中心に設立され、共通の行動規範を定め、サプライチェーンの社会的・環境的・倫理的責任の継続的な改善を行っています。顧客企業もメンバーとして参加しており、新光電気グループはRBAの定める行動規範を尊重し活動を推進しています。
また、お取引先の皆様に行動規範遵守の協力を要請しています。
RBA行動規範は世界人権宣言、ILO国際労働基準、OECD多国籍企業ガイドラインなどを参照し定められています。
行動規範のなかで、「労働」「安全衛生」「環境保全」「企業倫理」の4側面が設定され、これを運用するマネジメントシステムがあわせて規定されています。
4側面に関し、その責任者と担当組織を明確にし、マネジメントシステムに沿って以下のプロセスを確実に実行しています。
これらの活動については各責任者が経営トップに報告し、レビューを受け、マネジメントシステムの有効性を確認するとともに、その意見を翌年度以降の活動に反映させています。
また、以下の取り組みにより、継続的な改善を進めており、行動規範の実践をより確実なものとしています。
RBAでは、行動規範の4側面の実際の取り組み状況や、企業の社会的責任に関するリスク評価などについて回答を行うことでスコア化される評価ツールが用意されています。これにより年1回、自己評価を行い、自社の取り組みが行動規範に沿ったものであるか、どのようなリスクがあるか、などについて振り返りを実施しています。その結果を参照し、次の活動目標を定めることで、そのスコア改善につなげています。また、その回答とスコアはRBAメンバーであるお客様と共有しています。さらに、お客様から個別にお問い合わせがあった質問票への回答も実施しており、行動規範に沿った要求事項の理解を深めるなどのコミュニケーションをはかっています。
RBAでは、RBA行動規範の遵守状況を第三者機関が評価するプログラムを設けています。RBAメンバーであるお客様からの要望に対応して、直近では2024年7月に更北工場(長野市)および若穂工場(長野市)にて監査プログラムを実施しました。受審結果をふまえて基準への適合性の向上をはかり、継続的な改善活動を推進してまいります。