ICEP-IAAC 2025において「IEEE EPS Japan Chapter Young Award」を受賞しました
2026.06.08
昨年4月に開催されたエレクトロニクス実装分野におけるアジア最大級の国際会議「ICEP-IAAC 2025」(長野市で開催)における当社による発表に対し、「IEEE EPS Japan Chapter Young Award」が授与され、本年4月15日に広島市で開催された「ICEP-HBS 2026」において授賞式が執り行われましたので、お知らせいたします。
「IEEE EPS Japan Chapter Young Award」は、ICEPにおいて優れた発表をした若手技術者に対して贈られる賞で、今回の受賞ではPOL (Power Overlay) の特長である独自構造を活かし、低インダクタンス化および高出力密度化を実現した研究成果が高く評価されました。
発表タイトル
Lower inductance of POL double layer facing structure power module
発表概要
近年、電気自動車(EV)の普及を背景に、電力変換装置の高出力密度化および高効率化が急速に進展しており、これに伴いパワーモジュールの低インダクタンス化が重要な課題となっています。そのため、低インダクタンスパワーモジュールの開発を目的として、2つのPOLを並列配置とせず、配線面同士を向かい合わせた新たな構造を採用したパワーモジュールを設計しました。従来構造では23.6nHであった寄生インダクタンスは、本構造により8.7nHまで大幅に低減できることを確認しました。さらに、シミュレーションにおいて配線間の距離を1mmまで近づけることで、パワーモジュールの寄生インダクタンスを5.5nHまで低減可能なことを明らかにしました。
なお、本発表は、東北大学との共同研究成果を含んでおります。
受賞者
新光電気工業株式会社 開発統括部 商品開発部 湯本 匠

