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新しい世界に挑め。

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適性を見抜いて自分の“思い込み”を変えてくれた、
想定外の配属に感謝。

西洋史学を専攻していましたので、「世界とつながる仕事がいい」と考え、製造業を中心に就職活動をしていました。新光電気のように、メインの採用担当者が女性という企業は当時珍しく、「女性も活躍できそうな会社」という印象を持ちました。
海外のお客様や取引先とビジネスする華やかな仕事に漠然と憧れており、配属は、海外営業や資材部門を希望していました。法律や株式には当時全く興味がなく、「法務部門の仕事は、自分には向いていない」と思い込んでいたので、配属が決まったときはショックで呆然としていたのを覚えています。今にして思えば、当部に配属されて、大きなやりがいを得られてよかったと思っていますので、自分でも知らなかった適性を見抜いて配属してくれたことに感謝しています。

一番の願いは、「自分たちが華々しく
表舞台に出るような事態が起こらないこと」

他部署のように華々しい活躍をここに書くことはできません。なぜなら、当部の仕事はほとんどが機密事項で、お話しすることはできないからです。また、当部が活躍するということは、会社を揺るがすような大きな問題が起こっているということです。そのため、私たちの一番の願いは、「自分たちが華々しく表舞台に出るような事態が決して起こらないこと」です。契約書の検討や、コンプライアンス教育など、毎日・毎年着実に積み重ねていくことが、そのような事態を避ける唯一の道です。他部署の社員が法務リスクに足をすくわれることなく存分に活躍できるよう、地道な日々の努力によって裏から支えるのが、私たち法務部門の仕事です。

仕事に情熱を込めることと、
ママさん社員として家庭との両立を大切にしています。

最近達成したこととしては、「コンプライアンス集合教育」の説明資料をつくり、講師を担当したことが挙げられます。社内関係者にリスクの高い法令についてその危険性を認識してもらい、リスクを避けるための行動を学んでもらうのが、教育の目的です。受講者にとっては、普段の業務では耳慣れないような内容になりますので、わかりやすく、興味を持ってもらえるよう、身近な事例でケーススタディを行う、絵や図を使ってわかりやすくするなど、工夫しました。さらに、「伝えるためには最後は情熱!」と思い、心を込めて説明をしました。1回60分~90分、近くの事業所だけではなく、時には東京営業所に足を運び、ウェブ回線で全国各地の営業所を結んで教育を行いました。しゃべり通しで疲れましたが、「わかりやすかった」と言ってもらえてうれしかったです。
東京営業所からの帰りの新幹線に乗っているとき、保育園から「息子さんが体調を崩したのですぐに迎えに来てほしい」との電話があり、夫に迎えに行ってもらうというハプニングもありました。説明者を務める日は、突然のお迎えを代わってもらえるように、“家庭都合”を調整するのも大切な仕事ですね。