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新しい世界に挑め。

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“時代が求めるものづくり”を実践できる
舞台があると感じたから。

時代が求めるものづくり―これが、私の就職活動におけるキーワードでした。大学院で培った化学分野の知識を活かして、社会から必要とされる価値あるものづくりに携わりたいと考え、その想いを実現できる仕事を探していたのです。
そんな私が新光電気と出会ったのは、東京で開催された合同就職説明会でした。そこで、新光電気の技術や製品が、現代社会において、そしてこれからの社会においても、人々の暮らしをより豊かなものにするものだと知り、ここなら自分の理想に近い仕事ができるかもしれないと感じました。
その後、企業研究や面接などを通じて、人間性をとても重視する会社だと分かってきました。それだけに、内定通知をいただけたときは、自分の知識だけでなく、人間性も含めて評価してもらえたことが嬉しく思え、入社を決めました。

ハイテク産業の中心地で、
海外エンジニアとコミュニケーションを重ねる日々。

入社から5年間は量産技術開発を担当していましたが、6年目からは設計部門でお客様との技術窓口業務を担いました。そして8年目からは世界的なハイテク企業が多くの拠点を構えているカリフォルニア州サンディエゴに駐在しています。その目的は、アメリカに本社を置く新規顧客向けの製品開発を技術面からサポートすることです。お客様と直接コミュニケーションを重ねることで、製品の機能や品質に関する具体的な課題や要求をきめ細かく把握し、日本の開発陣へとタイムリーに伝えることが主な役割です。加えて、お客様からの問合わせへの対応や、製品のデザイン・構造・材料などに関する提案なども行っています。開発する製品も最先端なら、お客様の技術も最先端ですので、やりがいには大きなものがあります。
また、お客様に最も近い立ち位置ですので、会社の“顔”として良好な関係を築いていくことも求められます。最近では、技術面でのディスカッションだけでなく、趣味の話題や日常会話でも話が弾むようになり、お客様との距離が短くなったことが実感できます。日々の何気ない対話のなかで、相手の表情や口調から新光電気への期待が読み取れたときなど、大きな喜びを感じます。このように、国籍や言語や文化の壁を越えて信頼関係を育む喜びを実感できることが、海外駐在員の醍醐味と言えるでしょう。

環境変化のなかで会社の成長に貢献するため、
顧客対応エンジニアとしての責務を果たしていく。

半導体分野のトレンドは常に変化していますが、なかでも2013年前後は大きな転換点となりました。従来の主役であったパソコンの世界出荷台数が大幅な減少となる一方で、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末の市場が大きく成長しました。この変化に順応していくためには、モバイル端末分野のお客様をターゲットに、新規開拓と接点強化に努めることが重要になります。
現在、私が担当しているのは、まさにモバイル端末のCPUパッケージ部品であり、数年先の量産化を実現するため、製品の魅力を高めるとともに、コスト・品質・納期などあらゆる面で信用を勝ち取ることが必要です。
私の働きによって、将来、国内の量産工場に潤いを与えられるかどうかが左右されるわけですから、その責任は重大ですが、それだけに、大きなやりがいも感じています。

海外経験を活かして成長を実現するとともに、
チャンスを与えてくれた会社に恩返ししたい。

新光電気には若手社員に対する期待が大きく、意欲のある者にはチャンスを与えてくれます。また、活躍のフィールドは広いため、海外でチャレンジしたい人や、国内でエキスパートを目指したい人など、十人十色の夢や希望に応じた舞台があるのも魅力のひとつだと思います。
私自身、今回海外勤務の機会を得たことで、エンジニアとしてだけでなく、一人の人間として成長するうえで、貴重なチャンスを与えてもらえました。このチャンスを最大限に活かせるよう、今後もコミュニケーションスキルに磨きをかけ、お客様との接点を拡大するとともに、いずれ帰国した後は、こうした経験から得られた“財産”を、社内に還元していきたいと思っています。