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新しい世界に挑め。

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化学専攻を活かせる会社であることを確信して入社。

大学では有機化学を専攻していましたが、就職活動では最初から電気関係の会社を希望していました。
有機化学と電気のイメージはつながらないように思われがちですが、半導体の素材や製造プロセスには化学の知識は欠かせないものです。また電気業界では新しい素材を扱う研究が活発化していて、専攻が活かせる業界だと確信していました。
合同企業説明会や会社説明会へ参加するうちに、新光電気が化学専攻でも存分に活躍できる会社であり、コア技術にも掲げられていることを知り入社することにしました。

工場を支える縁の下の力持ちとして、
生産に必要なすべての源を担う。

生産設備を動かすためには、水や電気、空気などが必要となります。生産工程に欠かせないこれらの“源”を「ユーティリティー」と呼び、私が所属する環境管理部門では各種ユーティリティー設備の維持・管理を一手に引き受けています。たとえば生産マシンを動かすための電気や高圧エアーの維持・管理、めっき工程や製品洗浄に使われるきれいな水の調達、使った水の排水処理、製品の製造環境を整えるための空調といった具合に、仕事は多岐にわたります。
工場が大きくなったり生産装置が増えた場合にも、必要なユーティリティーを供給する設備を構築します。また老朽化した設備の更新、新しい建屋の建設や工場の改修といった大がかりな工事をする場合も環境管理部門の仕事が必要になります。
つまり環境管理部門とは、工場のライフラインを支える縁の下の力持ちのような部署です。

培われた技術を吸収して、
水処理のプロフェッショナルとして活躍する。

環境管理部門の仕事の中でも、私は化学の知識を活かして水処理設備の設計や工事を担当しています。水処理の分野は、生産工程で使用されるきれいな水(純水)を作ることと、生産工程から出る廃水を処理する大きく2つの領域に分かれます。
廃水処理の一例では、生産工程で用いられるめっき液の処理があります。めっき液の種類はさまざまで、混ざると危険なもの、既存の廃水処理設備だと不具合を起こすものなどもあります。私の仕事は使用されるめっき液を事前に調査・実験して、社内での処理が可能かどうか、あるいはどうすれば処理できるかを検討し、プラントとして具体化させていくことです。
こうした過程では、大学では学べない、実際の現場で先輩方が培ってきた知見や技術がたくさんあります。自社で培ってきたさまざまな技術が結集した「新光電気の技術」があることを体感しています。

進化し続ける生産プロセスに対応して、
新たなユーティリティー技術を確立する。

生産プロセス技術は常に進化しています。ユーティリティー施設も生産の高度化に対応して、生産現場が止まることがないように進歩していく必要があります。
新光電気の工場は24時間稼働しており、ユーティリティーの供給も24時間止めることができません。しかし、各種供給設備をただ動かしていればよいというものではありません。過剰な供給はエネルギーを無駄に使い、会社全体のコスト高につながり、利益を生まない設備になってしまいます。
環境管理部門のミッションのひとつに環境保全の推進があります。エネルギー分野では空調動力の削減やLED照明の設置、ユーティリティー設備の運転効率化などにも取り組み、国家資格であるエネルギー管理士の資格も取得しました。また廃棄物や薬品使用量の削減もテーマのひとつであり、関連する調査や試験を行うなど多様な活動に携わっています。
これからも生産現場を支える一人として、工場の安定稼働、環境負荷低減を実現していくとともに、新しいユーティリティー技術の確立やコスト削減にもつながる開発に取り組んでいきたいと思っています。
新光電気には自分の考えたことを実践できる環境があります。そして自分を大切にしながら仕事ができる会社だと思います。