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新しい世界に挑め。

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PROFILE

大学では国際法を専攻し、政治や経済、特に国際的な紛争解決に関心を持つ。就職活動中、コロナ禍における世界的な半導体不足のニュースからテクノロジーの重要性を再認識し「ものづくりを通じてグローバルな市場で活躍する企業に貢献したい」と新光電気への入社を決める。

法的な専門知識を生かして
法的リスクを最小化

法務部門は、企業活動における法的リスクを管理し、事業の成長を支える役割を担っています。特に、海外の売上比率が高い当社にとって、各国の法令や規制への対応は重要です。たとえば欧州連合(EU)の個人情報保護規則や米国の輸出管理法など、国や地域ごとの規制が企業活動に直接影響を与えます。他にも、競争法や贈収賄防止法など当社の事業運営に大きな影響を及ぼしかねない規制も多く存在します。法務部門はこれらの規制に対応する体制を整え、安心して事業が行える仕組みづくりや維持に取り組んでいます。
また、半導体関連業界に属する当社は、グローバルなサプライチェーンの中で、お客様やサプライヤー様と取引のネットワークを構築しています。その関係を確立するために取引先との契約は重要で、その作成や精査を行うことで、事業に貢献しています。事業運営に与える影響を最小限に抑えることで、当社の持続可能な成長の実現をサポートし、グローバル市場における信頼を築いています。

厳しい案件を乗り越えた経験が
法務対応の視野を広げた

現在私が担当しているのは、新技術に関する開発契約の審査業務です。半導体業界には急速な技術開発の競争があり、迅速な対応が求められます。たとえばある次世代半導体製品の開発案件では、グローバル市場でのリリースを目指す企業から契約が持ち込まれ、本来なら時間のかかる契約書レビューをわずかな時間で対応しなければなりませんでした。限られた時間内で法的リスクを見極め、相手先との厳しい交渉を通じて、 当社に不利な条件を排除し、リスクを最小限に抑える条項を盛り込みました。結果として双方が納得する契約書が完成し、プロジェクトの進行をサポートできたときは達成感を得られましたね。さらに社内の事業担当部長からかけられた「君のおかげで問題を乗り越え、プロジェクトを進められるよ」との言葉がうれしく、法務の仕事を通じて会社の成長に貢献できることにやりがいを感じています。

知識もスキルもビジネス感覚も
共に磨ける仲間がいる

配属当初は民法分野の知識不足に不安を感じていましたが、会社の充実したサポートで安心して業務に取り組むことができました。実務においては一人で解決できない難題に直面することもありますが、周囲の力を借りることの大切さも実感しています。さまざまなバックグラウンドを持つ同僚から新たな視点やアイデアを得ることで、複雑な契約案件にも柔軟に対応できます。このような職場は成長意欲があり、協力し合いながらビジネスに貢献したい人にとって理想的な環境といえるはずです。
今後の目標は法務部門での専門性を深め、企業の成長を法的に支える存在になることです。国際取引契約や海外子会社との包括契約など、より高度な契約にも挑戦したいですね。そして将来的には「この人に相談すれば安心だ」と信頼される法務部員となり、ビジネスの現場に寄り添い、リスクに先回りした対応ができるよう努力を続けます。